日本歴史地名大系 「大根占町」の解説 大根占町おおねじめちよう 鹿児島県:肝属郡大根占町面積:八四・九一平方キロ大隅半島の中南部、肝属郡の中西部に位置する。北は鹿屋(かのや)市、北東は吾平(あいら)町、東は高山(こうやま)町・内之浦(うちのうら)町、南は根占(ねじめ)町・田代(たしろ)町に接し、西は鹿児島湾に面する。町域は西部の海岸地帯、中部の台地地帯、南東部の山林地帯に大別され、神(かみ)ノ川が貫流する。陸路は海岸沿いを国道二六九号が走り、海路は大根占港から鹿児島・指宿(いぶすき)などへ通じる。西部海岸地帯には人口および水田の約七〇パーセントが集中し、官公庁・商店・事業所・病院のほとんどがこの地域にある。中部の台地は畑作地帯を形成、国営総合農地開発事業による農地造成が行われ、開発が進んでいる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by