デジタル大辞泉 「海路」の意味・読み・例文・類語 かい‐ろ【海路】 海上を船が通って行く道筋。航路。ふなじ。また、海上を船で行くこと。「待てば海路の日和あり」「海路九州に向かう」→空路 →陸路[類語]航路・水路・海路うみじ・船路 うみ‐じ〔‐ぢ〕【海路】 海上の船の航路。船路ふなじ。うなじ。うみつじ。⇔陸路くがじ。「いさなとり―に出でて」〈万・三六六〉[類語]航路・水路・海路かいろ・船路 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「海路」の意味・読み・例文・類語 かい‐ろ【海路】 〘 名詞 〙 海上の、船の通る道。航路。ふなじ。また、海上を通って行くこと。船の旅。ふなたび。[初出の実例]「遣二〈略〉務広肆土師宿禰大麻呂。進広参習冝連諸国於海路一」(出典:続日本紀‐文武天皇元年(697)一一月癸卯)「御船西征、始就二于海路一」(出典:万葉集(8C後)一・八・左注)[その他の文献]〔李白‐古風詩〕 うみ‐じ‥ぢ【海路】 〘 名詞 〙 海上の船の通る道。かいろ。うなじ。うみのみち。うみつじ。⇔陸路(おかじ・くがじ)。[初出の実例]「壬申(みづのえさる)に海路(ウミヂ)自り葦北の小嶋に泊(とどま)りて進食(みをし)す」(出典:日本書紀(720)景行一八年四月(北野本訓)) うな‐じ‥ぢ【海路】 〘 名詞 〙 =うみじ(海路)[初出の実例]「既に海路(ウナヂ)従(よ)り倭(やまと)に還り」(出典:日本書紀(720)景行二七年一二月(北野本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例