20世紀日本人名事典 「大森亮順」の解説 大森 亮順オオモリ リョウジュン 明治〜昭和期の僧侶,仏教学者 天台宗宗務総長;大正大学学長;浅草寺住職。 生年明治11(1878)年12月 没年昭和25(1950)年6月7日 出生地東京府浅草区(現・東京都台東区) 学歴〔年〕天台宗東部大学黌〔明治43年〕卒 経歴明治25年群馬県光巌寺で得度。38年天台宗大学講師、大正5年天台宗務庁総務。後、宗務総長となり昭和17年辞任。その間宗則改正、学制の確立、大正大学設立などに尽力、大正13年大正大学学長となった。また昭和3年からは浅草寺住職を務め、戦後は東京大空襲で焼失した同寺の再建に貢献した。「天台宗講義録」「天台宗大観」などの編集刊行に携わり、明治45年天台宗宗典刊行会を組織、「伝教大師全集」を刊行、昭和10年には「天台宗全書」を発刊した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森亮順」の解説 大森亮順 おおもり-りょうじゅん 1878-1950 明治-昭和時代の僧,仏教学者。明治11年12月12日生まれ。大正5年天台宗務庁総務となり,のち宗務総長を昭和17年までつとめる。また大正大の設立にかかわり,昭和13年学長。この間3年より東京浅草寺住職。昭和25年6月7日死去。71歳。東京出身。天台宗東部大学黌卒。編著に「天台宗全書」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by