大楯遺跡（読み）おおだていせき

日本歴史地名大系 「大楯遺跡」の解説

大楯遺跡
おおだていせき

[現在地名]遊佐町小原田 大楯・大槻・大面

月光（がつこう）川左岸の大楯集落南方、標高約一六メートルの水田にある平安時代末葉から鎌倉時代初頭の館跡。昭和五九年（一九八四）・同六〇年の分布調査で広範に及ぶことから、集中地域を大楯・館（たて）の内（うち）・堂田（どうでん）・道（みち）の上（うえ）地区と細分した。同六二年に堂田地区が発掘され、掘立柱建物・井戸などと中世の遺物が出土した。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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