大橋慎(読み)おおはし しん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大橋慎」の解説

大橋慎 おおはし-しん

1835-1872 幕末-明治時代の武士,官吏
天保(てんぽう)6年生まれ。土佐高知藩家老深尾氏の家臣土佐勤王党に属し,元治(げんじ)元年脱藩して萩(はぎ)藩をたよる。慶応2年坂本竜馬(りょうま)らを岩倉具視(ともみ)に紹介する。3年鷲尾隆聚(わしのお-たかつむ)の高野山挙兵に参加。維新後は開拓使判官,太政官大議生をつとめた。明治5年6月2日死去。38歳。通称は慎三。号は富岳,岷岳。名ははじめ橋本鉄猪(てつい)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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