大正布(読み)たいしょうふ

精選版 日本国語大辞典 「大正布」の意味・読み・例文・類語

たいしょう‐ふタイシャウ‥【大正布】

  1. 〘 名詞 〙 綿織物一種。主として、浅黄、黒などの硫化染料染めの縞物で、片面毛焼艷出をし、他の片面は起毛した綿ネルに似た広幅織物大阪和歌山などで産出し、大正七~八年一九一八‐一九)頃、多く輸出された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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