最新 地学事典 「大気アルゴン混入率」の解説
たいきアルゴンこんにゅうりつ
大気アルゴン混入率
fraction of atmospheric argon
K-Ar年代測定を行うとき,試料から抽出された40Ar中に,大気起原の40Arが占める割合。試料の表面に付着した大気Arが混入する場合や,マグマが大気中から取り込んだArがその要因である。年代の若い試料では必然的に大気アルゴン混入率が高くなる。大気アルゴン混入率の高い試料では,放射壊変によって試料中で生じた40Arは相対的に量が少なく,年代の誤差が大きくなる。
執筆者:齋藤 和男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

