大江精三(読み)オオエ セイゾウ

20世紀日本人名事典 「大江精三」の解説

大江 精三
オオエ セイゾウ

昭和期の哲学者,思想家 元・日本大学文理学部教授。



生年
明治38(1905)年3月31日

没年
平成4(1992)年12月15日

出生地
兵庫県神戸市御影町

別名
筆名=OHE SEIZO

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部哲学科〔昭和3年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
ドイツに留学ヤスパースリッケルト師事。昭和15年日大教授となり、その間、海外で研究を行い国際的に活躍するとともに、科学理論学会(日本科学哲学会の前身)、科学基礎論学会を通じ、閉鎖的なわが国哲学界に開放的な研究態度を奨励した。30年「感覚の数学的構造」、41年「理想的人間像」、46年「祖国人類」などを発表。国際哲学会を通じわが国哲学の国際化へ努めた。50年日大教授を辞任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android