デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大津首」の解説 大津首 おおつの-おびと ?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代の僧,陰陽師(おんようじ)。新羅(しらぎ)(朝鮮)に留学し,慶雲(きょううん)4年(707)義基,浄達らとともに帰国。和銅7年占術が得意なため還俗(げんぞく)させられ,大津連(むらじ)の氏姓と意毗登(おびと)の名をあたえられた。養老5年学業を賞され,のち陰陽医術を伝授することをゆるされた。「懐風藻(かいふうそう)」に詩2首がある。僧名は義法。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例