大淵ヶ谷横穴群(読み)おおぶちがやよこあなぐん

日本歴史地名大系 「大淵ヶ谷横穴群」の解説

大淵ヶ谷横穴群
おおぶちがやよこあなぐん

[現在地名]菊川町西方 大淵ヶ谷

菊川上流部右岸で、西方にしかた川との間にある丘陵先端部に立地し、東斜面の標高三九―五六メートル付近にうがたれている。周辺の山本やまもと横穴群・しの横穴群・西宮浦にしのみやうら横穴群を合せると一〇〇基以上からなる大横穴群である。また南方約七〇〇メートルの段丘上には、前方後円墳の大徳寺だいとくじ古墳(未調査)が存在する。大淵ヶ谷横穴群は昭和四四年(一九六九)総数三八基が発掘調査された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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