日本歴史地名大系 「小笠郡」の解説 小笠郡おがさぐん 面積:二二七・六五平方キロ浜岡(はまおか)町・小笠町・菊川(きくがわ)町・大東(だいとう)町・大須賀(おおすか)町静岡県の西部南端に位置する。明治二九年(一八九六)に成立した郡。郡域は東部に南から浜岡町・小笠町・菊川町が並び、西部の西は大須賀町、東は大東町で構成される。郡の東は榛原(はいばら)郡御前崎(おまえざき)町・相良(さがら)町・榛原町、北は同郡金谷(かなや)町、北西は掛川市・袋井市、西は磐田郡浅羽(あさば)町に接し、南は遠州灘に臨む。大須賀町・大東町・掛川市・袋井市の境に小笠山(二六四・四メートル)がそびえ、郡の中央部を菊川が南流して遠州灘に注ぐ。明治二九年郡制施行のための廃置分合によって城東(きとう)郡と佐野(さや)郡が合併して成立。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by