大畠瀬戸(読み)おおばたけのせと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大畠瀬戸」の意味・わかりやすい解説

大畠瀬戸
おおばたけのせと

山口県南東部,本土柳井市大島間にある狭い海峡。別称大島瀬戸。幅約 800m,最大流速 9.8ktの急潮大小の暗礁がある航行上の難所周防灘広島湾を結ぶ最短コースで大型船の航行が多い。 1976年最狭部に連続トラス橋形式の大島大橋が竣工し,島の孤立性が緩和した。

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世界大百科事典(旧版)内の大畠瀬戸の言及

【大畠[町]】より

…人口3892(1995)。南は大畠瀬戸に面し,平たん地はきわめて少ない。中心集落の大畠は古くから瀬戸内海交通の要衝として開け,屋代島(周防大島)への連絡港でもあった。…

※「大畠瀬戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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