大眉(読み)おおまゆ

精選版 日本国語大辞典 「大眉」の意味・読み・例文・類語

おお‐まゆおほ‥【大眉】

  1. 〘 名詞 〙 高眉をまゆ墨で大きく太くかいたもの。
    1. [初出の実例]「小児の大眉に鉄漿黒(かねくろ)也」(出典太平記(14C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大眉」の解説

大眉 たいび

1827-1884 幕末-明治時代陶工
文政10年生まれ。慶応元年長門(ながと)阿武郡椿郷(つばきごう)東分村(山口県萩(はぎ)市)の小畑焼の泉流山(せんりゅうざん)窯を修復して京焼風の磁器などを製作した。大眉焼,泉流山焼とよばれた。明治17年8月22日死去。58歳。本名は大賀幾介(助)(おおが-いくすけ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android