大真国(読み)だいしんこく(その他表記)Da-zhen-guo; Ta-chên-kuo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大真国」の意味・わかりやすい解説

大真国
だいしんこく
Da-zhen-guo; Ta-chên-kuo

中国,金末期に遼東地方に拠った国 (1215~33) 。金の大安3 (11) 年チンギス・ハン (成吉思汗)が金に侵入すると,契丹人耶律留哥 (やりつりゅうか) が金の本拠地の満州でそむき,モンゴル軍に内付した。その討伐を命じられた遼東宣撫使蒲鮮万奴 (ほせんまんど) は,貞祐3 (15) 年金にそむき自立して大真国を建て,年号を天泰とした。大真国の勢力は吉林省から朝鮮北部に及んだと考えられるが,金滅亡の1年前に蒲鮮万奴はモンゴル軍に捕えられ,大真国は滅亡した。なお東真国,東夏国とする説もある。

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