大笠村(読み)おおがさむら

日本歴史地名大系 「大笠村」の解説

大笠村
おおがさむら

[現在地名]神岡町大笠

山田やまだ川上流域西岸、東と北は山田村、西は太江たいえ(現古川町)、南は柏原かしはら村。慶長一〇年(一六〇五)の飛騨国郷帳では、高原山田たかはらやまだ郷の「上山田村所々七村」に含まれ、同一八年の郷帳には村名がみえない。元禄検地反歩帳では高原郷に属し、高一九石余、田一町六反余・畑二町三反余。「飛騨国中案内」では免二割五分九厘六毛、家数九(うち百姓六・地借三)。天明八年(一七八八)の村明細帳では田二〇石余・三町四反余、畑一七石余・四町二反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android