日本歴史地名大系 「高原郷」の解説
高原郷
たかはるごう
鹿児島藩外城の一つ。現在の高原町域の四ヵ村および
天正四年(一五七六)八月の高原城攻略後、上原長門守が高原地頭に任命された(「箕輪伊賀覚書」旧記雑録など)。ただし高原所系図壱冊(永浜家文書)では高原地頭之次第は天正三年鎌田刑部から始まっている。文禄二年(一五九三)八月二三日の新納旅庵書状(旧記雑録)には「高原地頭職之事、利安答院移ニ付而」とあり、同年までは山田利安(理安)が勤めていた。慶長四年(一五九九)の庄内合戦に際し、高原地頭入来院重時も高原・
慶長一九年高原
高原郷
たかはらごう
高原郷
たかはらごう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報