大膳様町(読み)だいぜんさまちよう

日本歴史地名大系 「大膳様町」の解説

大膳様町
だいぜんさまちよう

[現在地名]高知市大膳だいぜん

小高坂こだかさ村の東南部、越前えちぜん町の西に成立した南北に長い町。町名は、中村藩主であった山内大膳亮直久が同藩取潰しの後に住んだ屋敷があったことにちなむ。「南路志」は、

<資料は省略されています>

と記す。天保一二年(一八四一)の城下町絵図には、大膳の屋敷はみえないが、「大膳様丁」とあり、町地化していることが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android