大英国主義(読み)だいえいこくしゅぎ

精選版 日本国語大辞典 「大英国主義」の意味・読み・例文・類語

だいえいこく‐しゅぎ【大英国主義】

  1. 〘 名詞 〙 一九世紀後半にイギリス保守党主張した帝国主義的領土拡張論。保守党のディズレーリ派、特にチェンバレンらが主張。自由党小英国主義に対するもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

旺文社世界史事典 三訂版 「大英国主義」の解説

大英国主義
だいえいこくしゅぎ
Great Englandism

19世紀後半,保守党のディズレーリらのとった帝国主義的対外膨張政策
自由党の小英国主義に対するもので,エジプト南アフリカ勢力を拡大し,インドへの最短路を獲得することがその目的であった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android