大衆舞(読み)だいしゅまい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大衆舞」の意味・わかりやすい解説

大衆舞
だいしゅまい

寺院で行われた延年で,寺の大衆 (だいしゅ。一般信徒) が舞う舞。延年は,猿楽衆のほかに,一山の遊僧 (ゆそう。芸能に習熟した僧) や稚児衆が主となって演じたが,大衆が演じたものを稚児舞などと区別して大衆舞と総称した。山梨県の身延山久遠寺の延年は,童舞 (稚児舞楽) と大衆舞から成るが,後者演目開口,移,倶舎,松請,柴灯,畑送,2人舞,4人舞などである。演じる人数は,山口県の仁平寺では6人,栃木県の日光山は2人,岐阜県の長滝は1人などさまざまである。

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