大解部(読み)おおいときべ

精選版 日本国語大辞典 「大解部」の意味・読み・例文・類語

おおい‐ときべおほい‥【大解部】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制治部省職員である解部(ときべ)うち上位のもの。訴訟のことを扱った。定員四人。正八位下相当。下に少解部がいる。〔令義解(718)〕
  3. 令制の刑部省の職員である解部のうちの上位のもの。被疑者の取調べにあたった。定員一〇人。従七位下相当。下に中・少解部がいる。〔令義解(718)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む