大谷口遺跡(読み)おおやぐちいせき

日本歴史地名大系 「大谷口遺跡」の解説

大谷口遺跡
おおやぐちいせき

[現在地名]松戸市大谷口

標高一五メートルほどの台地上にある小金こがね城跡一帯の集落遺跡。同城跡にかかる宅地開発が計画されたのを受けて昭和三七年(一九六二)に第一次、同三九年に第二次調査が行われ、中世遺構の下から古墳時代後期を中心とする集落が発掘された。竪穴住居跡は第一次調査で二六軒、第二次調査で五軒、その他調査前に存在が知られていた二軒と工事中に確認された三軒を合せ都合三六軒を数える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む