大谷口遺跡(読み)おおやぐちいせき

日本歴史地名大系 「大谷口遺跡」の解説

大谷口遺跡
おおやぐちいせき

[現在地名]松戸市大谷口

標高一五メートルほどの台地上にある小金こがね城跡一帯の集落遺跡。同城跡にかかる宅地開発が計画されたのを受けて昭和三七年(一九六二)に第一次、同三九年に第二次調査が行われ、中世遺構の下から古墳時代後期を中心とする集落が発掘された。竪穴住居跡は第一次調査で二六軒、第二次調査で五軒、その他調査前に存在が知られていた二軒と工事中に確認された三軒を合せ都合三六軒を数える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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