宅地開発(読み)たくちかいはつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宅地開発
たくちかいはつ

都市計画的配慮のもとに,宅地を造成する行為。開発にあたって関連都市との地理的関係や交通・輸送を考慮する点,また,学校,保育所,道路,都市公園,上下水道などの都市としての機能を整備する点が単なる宅地造成と異なる。開発主体は,住宅供給公社都市再生機構などの公的機関と民間があるが,供給量は公的機関によるものが多い。宅地開発の手法としては,区画整理方式と全面買収方式があるが,規模や地域性によって使い分けられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

たくちかいはつ【宅地開発】

宅地開発とは,第1に,利用目的である住宅用地用にかなうように,素地(農地や山林など)としての土地の形質変更を行い,建物を安全に建築しうる敷地に変更する宅地造成を行うこと,第2に,各敷地が都市居住にとって必須の都市施設網(街路,公園,学校,上水道,下水道,ガス,電力,電話などのネットワーク)に支えられるマクロな都市環境整備を行うこと,第3に,敷地どうしの相隣関係,おもに敷地規模,建物の壁面線,容積率建ぺい率,隣地境や道路境にある垣根や塀などのミクロな住環境整備を行うこと,である。

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