大谷省三(読み)オオタニ セイゾウ

20世紀日本人名事典 「大谷省三」の解説

大谷 省三
オオタニ セイゾウ

昭和期の農業経済学者 東京農工大学名誉教授;岐阜経済大学名誉教授。



生年
明治42(1909)年9月23日

没年
平成6(1994)年5月6日

出生地
島根県仁摩町

学歴〔年〕
東京帝国大学農業経済学科〔昭和8年〕卒

主な受賞名〔年〕
サンケイ児童出版文化賞〔昭和35年〕

経歴
帝国農会参事、農業研究所主任研究員、北海道帝国大学講師を経て、昭和22年東京農専教授、26年東京農工大学教授、岐阜経済大学教授を歴任。日本学術会議会員、日本農業経済学会会長も務めた。著書に「日本農業への反省」「自作農論・技術論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷省三」の解説

大谷省三 おおたに-せいぞう

1909-1994 昭和時代の農業経済学者。
明治42年9月23日生まれ。帝国農会などで日本農業の生産力構造などを研究。昭和26年東京農工大教授となり,退官後,岐阜経済大教授。マルクス主義農業経済学者として知られ,38年農業問題研究会議の創設にくわわる。日本農業経済学会会長。平成6年5月6日死去。84歳。島根県出身。東京帝大卒。著作に「自作農論・技術論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android