大通事(読み)オオツウジ

デジタル大辞泉 「大通事」の意味・読み・例文・類語

おお‐つうじ〔おほ‐〕【大通事/大通詞】

江戸時代長崎に置かれた通訳官兼商務官である唐通事オランダ通詞の長。

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精選版 日本国語大辞典 「大通事」の意味・読み・例文・類語

だい‐つうじ【大通事】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、長崎で中国人との間の通訳を勤めた唐通事の長。おおつうじ。
    1. [初出の実例]「近比なん京(きん)船の漂着した時、大通事(ダイツウジ)も首をひねりしとかや」(出典洒落本・古今三通伝(1782))

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