出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
江戸時代、オランダとの交渉にあたった通訳。近世初期にはポルトガル語が広く用いられ、通詞のオランダ語の能力は不十分だったが、鎖国以後しだいに学力が向上し、のちには蘭学(らんがく)の研究に従事する者もあった。通詞は名村、楢林、吉雄(よしお)など三十数家で世襲とされ、稽古(けいこ)通詞、小通詞、大通詞の順に昇進したが、のちには細分化して13段階となり、幕末には通詞の総数は約140人となった。通詞会所は出島(でじま)内にあり、当番1~2名が昼夜詰め、また江戸番通詞は商館長の参府に同行した。通詞の役料はそれほど多くなかったが、輸入品の仲介により、多額の収入を得ていた。
[永積洋子]
『片桐一男・服部匡延校訂『年番阿蘭陀通詞史料』(1977・近藤出版社)』
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...