大那地村(読み)おおなちむら

日本歴史地名大系 「大那地村」の解説

大那地村
おおなちむら

[現在地名]馬頭町大那地

鷲子とりのこ山の北東麓、大内おおうち川の上流山間にあり、北は大内村。常陸太田おおた(現茨城県常陸太田市)黒羽くろばね・馬頭方面を結ぶ道が通る。慶安郷帳では田高四八石余・畑高一〇八石余、うち寺社領一石余。宝永五年(一七〇八)前年の富士山大噴火に伴う砂除金三両が課せられている(「砂除金納覚」大金重徳文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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