大重見村(読み)おしげみむら

日本歴史地名大系 「大重見村」の解説

大重見村
おしげみむら

[現在地名]院内町大重見

恵良えら川の支流高並たかなみ川に沿って続く谷筋の最奥部に位置し、東は山城やましろ村、北は小稲こいね村。小倉藩元和人畜改帳では高六六石余、家数四・人数二二(うち百姓二・名子二)、牛二・馬一。百姓には小庄屋が一名含まれる。延宝八年(一六八〇)の人畜帳(庄家文書)や元禄豊前国高帳・天保郷帳にみえず、中津藩郷村高帳(中津市立図書館蔵)には高並村の枝郷とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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