日本歴史地名大系 「大野原町」の解説 大野原町おおのはらちよう 香川県:三豊郡大野原町面積:四九・八二平方キロ香川県の西端に位置し、北から東は観音寺(かんおんじ)市、南東は徳島県三好(みよし)郡池田(いけだ)町、南西は愛媛県川之江(かわのえ)市、西は豊浜(とよはま)町、北西は燧(ひうち)灘に面する。町域の北三分の一は比較的平坦であるが、南部は南東端に雲辺寺(うんぺんじ)山(九二〇・八メートル)、南西端に大谷(おおたに)山(四五〇メートル)があり、また中部の西端は高尾(たかお)山(四九五・五メートル)と諸山に囲まれてかなり急峻な地形を構成している。柞田(くにた)川の上流域になるが、同川の水系に属する井関(いせき)池・大谷(おおたに)池・豊稔(ほうねん)池など豊富な貯水量を誇る溜池が存在する。前述のような地形的制約から主要道はすべて北端をほぼ東西に走るかたちとなっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by