大野地村(読み)おおやちむら

日本歴史地名大系 「大野地村」の解説

大野地村
おおやちむら

[現在地名]水原町大野地

安野あんの川右岸に位置し、南はさと村。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋(大滝家文書)に村名があり、大室組に属した。貞享元年(一六八四)郷村高辻帳には高八七石余とあり、元禄郷帳には里村枝郷と記される。のち幕府領となり、寛政一二年(一八〇〇)の水原代官所村々高書上帳(小田島余吉氏蔵)では水原組に属した。村高は三二二石余に増加するが、これには元禄郷帳にみえる熊沢新くまざわしん村の分も含まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む