大間木村新田
おおまぎむらしんでん
[現在地名]浦和市大間木
下山口新田の西に位置する。見沼新田内にあり、八丁堤がある。享保一二年(一七二七)の見沼干拓にあたり大間木村の村民が開発したという。開発以来幕府領(風土記稿)。享保一六年に検地が行われ、高二三七石余・反別二五町一反余が打出されている(「検地帳」岡村家文書)。寛政元年(一七八九)には浅間下と悪水東の見付田二三石余の検地が行われ(「新田検地帳」同文書)、同六年には四本竹の見付田二〇石余の検地が行われている(「新田検地帳」同文書)。天保郷帳では一村として高付されているが、旧高旧領取調帳では大間木村に含まれている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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