日本歴史地名大系 「大音所村」の解説 大音所村おおおんじよむら 兵庫県:三田市大音所村[現在地名]三田市上本庄(かみほんじよう)上青野(かみあおの)村の西、西境に奥(おく)山(五八〇メートル)がある山間村で、山麓に集落が散在する。南境を武庫(むこ)川が流れる。慶長国絵図に多城村とみえ、須磨田(すまだ)・幡尻(はたじり)両村と合せ高四五〇石余。正保郷帳では大音所村とみえ、高一八一石余。御領分御高付覚(九鬼家文書)によれば、古くは野々倉上(ののくらかみ)村のうちであったが承応三年(一六五四)に分離したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by