大項目主義(読み)だいこうもくしゅぎ(英語表記)longer entry type; lengthy articles dealing with broad topics

図書館情報学用語辞典 第5版 「大項目主義」の解説

大項目主義

百科事典,専門事典などの編纂方式の一つで,見出し1項目の対象範囲を大きくして項目数を少なくし,各項目に論文のように体系だった比較的長文解説を付したもの.解説を通読すれば体系的な知識が得られるが,アクセスポイントが少ないので目的とする情報を見付けにくい.この欠点を補うために詳細な索引を必要とする.歴史的には大項目主義から小項目主義へ向かう傾向が見られる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android