デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大館謙三郎」の解説 大館謙三郎 おおだち-けんざぶろう 1824-1875 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。文政7年9月10日生まれ。江戸昌平黌(しょうへいこう)で古賀侗庵にまなぶ。のち武田耕雲斎らとまじわり,慶応3年金井之恭(ゆきやす)らと新田勤王党を組織して捕らえられる。戊辰(ぼしん)戦争で,新田官軍として奥羽に転戦。維新後は教育行政につくした。明治8年5月26日死去。52歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。名は謙氏。字(あざな)は好謙。号は霞城。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例