天下太平・天下泰平(読み)てんかたいへい

精選版 日本国語大辞典 「天下太平・天下泰平」の意味・読み・例文・類語

てんか‐たいへい【天下太平・天下泰平】

〘名〙 (「てんがたいへい」とも) 天下がよく治まって平和なこと。平穏無事なこと。また、何事もないようにのんびりしていること。
続日本紀‐天平勝宝九年(757)三月戊辰「天皇寝殿承塵之裏、天下大平四字自生焉」
太郎坊(1900)〈幸田露伴〉「アア、酒も好い、下物も好い、お酌はお前だし、天下泰平といふ訳だな」 〔礼記‐仲尼燕居〕

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