天下腹(読み)あめのしたはら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天下腹」の解説

天下腹 あめのしたはら

古代伝承上の豪族
「高橋氏文」によれば,知々夫国造(ちちぶのくにのみやつこ)の祖。景行天皇53年上総(かずさ)(千葉県)安房(あわ)浮島宮に行幸の際,磐鹿六獦(鴈)命(いわかむつかりのみこと)の命で堅魚(かつお)と白蛤(しろはまぐり)をなますと煮物,焼き物にして,天皇に供した。天下春命(あめのしたばるのみこと)の子孫とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例