日本歴史地名大系 「天内村」の解説 天内村あまないむら 秋田県:能代市天内村[現在地名]能代市天内北と西は常盤(ときわ)村に接する。全長三キロほどの天内川が米代川に注ぐ河口に発達し、耕地は米代川河畔の低地に延びる。村の北は山地。天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡知行目録写(秋田家文書)に「百八拾壱石 あま内村 つくほうし村」とある。延宝元年(一六七三)梅内(うめない)村(現山本郡二ッ井町)との境が白岩長根(しらいわながね)道違いと定められ、享保二〇年(一七三五)に「天内村山ノ内杉ノ沢ヨリ梅内境迄上ハ長根道切」を比井野(ひいの)村・薄井(うすい)村(現山本郡二ッ井町)の草飼入会と定めた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by