甚助(読み)ジンスケ

デジタル大辞泉 「甚助」の意味・読み・例文・類語

じん‐すけ【甚助/腎助】

《「腎張り」を人名のように表した語》情欲が強く、嫉妬しっと深い性質。また、そういう男。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「甚助」の意味・読み・例文・類語

じん‐すけ【甚助・腎助】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じんばり(腎張)」を人名のように表わした語 ) みだらな気持多情嫉妬(しっと)深い性質。また、そういう性質の男。
    1. [初出の実例]「素人(しろうと)らしく妬心(ヂンスケ)でも有めへが、どうかおかしく座が白けるじゃあねへか」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android