甚助(読み)ジンスケ

デジタル大辞泉 「甚助」の意味・読み・例文・類語

じん‐すけ【甚助/腎助】

《「腎張り」を人名のように表した語》情欲が強く、嫉妬しっと深い性質。また、そういう男。

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精選版 日本国語大辞典 「甚助」の意味・読み・例文・類語

じん‐すけ【甚助・腎助】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じんばり(腎張)」を人名のように表わした語 ) みだらな気持多情嫉妬(しっと)深い性質。また、そういう性質の男。
    1. [初出の実例]「素人(しろうと)らしく妬心(ヂンスケ)でも有めへが、どうかおかしく座が白けるじゃあねへか」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)

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