天地金(読み)てんちきん

精選版 日本国語大辞典 「天地金」の意味・読み・例文・類語

てんち‐きん【天地金】

  1. 〘 名詞 〙 扇の地紙上部下部金箔のもの。祝儀の時などに用いる。
    1. [初出の実例]「今朝ははやひらく扇の天地金ひかりもきよき年玉の春」(出典:狂歌・万載狂歌集(1783)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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