天成(読み)テンセイ

デジタル大辞泉 「天成」の意味・読み・例文・類語

てん‐せい【天成】

自然の力でできあがっていること。「天成要害
生まれつき。「天成詩才

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精選版 日本国語大辞典 「天成」の意味・読み・例文・類語

てん‐せい【天成】

  1. 〘 名詞 〙 天のなしたわざ。人力によらないで自然にできあがること。また、天から授かった性質をそなえていること。
    1. [初出の実例]「俗子可能容口吻、両公文字各天成」(出典:星巖集‐甲集(1837)蠡海集・読杜韓集)
    2. [その他の文献]〔宋書‐謝霊運伝論〕

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普及版 字通 「天成」の読み・字形・画数・意味

【天成】てんせい

自然にして成る。〔宋書、謝霊運伝論〕高言妙句、なるに至りては、皆に理と合ふ。思ひの至るに由るに匪(あら)ず。

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