天朝(読み)テンチョウ

デジタル大辞泉 「天朝」の意味・読み・例文・類語

てん‐ちょう〔‐テウ〕【天朝】

朝廷、または、天子を敬っていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「天朝」の意味・読み・例文・類語

てん‐ちょう‥テウ【天朝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朝廷、また、天子を敬っていう語。
    1. [初出の実例]「伏惟大王、天朝受命、日本開基、奕葉重光、本枝百世」(出典:続日本紀‐神亀五年(728)正月甲寅)
    2. 「頼義義家等忠を天朝につくして、名を遠近にあげける」(出典:十訓抄(1252)六)
    3. [その他の文献]〔晉書‐鄭黙伝〕
  3. 朝廷の統治する国。日本の国。
    1. [初出の実例]「相模国鎌倉郡は〈略〉天朝の築塩州也」(出典:海道記(1223頃)序)

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