天末(読み)てんまつ

精選版 日本国語大辞典 「天末」の意味・読み・例文・類語

てん‐まつ【天末】

  1. 〘 名詞 〙 天が地と接するように見える遠くはて。きわめて遠いところをいう。天際。てんばつ。
    1. [初出の実例]「雲霧収天末軒騎多月下」(出典:詩序集(1133頃)月下多軒騎詩序〈平光俊〉)
    2. [その他の文献]〔陸機‐擬行行重行行詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android