天満宮安楽寺草創日記(読み)てんまんぐうあんらくじそうそうにつき

日本歴史地名大系 「天満宮安楽寺草創日記」の解説

天満宮安楽寺草創日記(安楽寺草創日記)
てんまんぐうあんらくじそうそうにつき

写本 太宰府天満宮

解説 安楽寺(太宰府天満宮)伽藍法会についての成立事情などを記したもの。長禄三年の年紀をもつが、原型は鎌倉時代中期に成立していたと考えられる。現存する写本は永禄二年八月の書写で、継目裏花押から水田天満宮宮司で大鳥居氏の家老であった角信順が写したことが判明している。

活字本大宰府・太宰府天満宮史料」巻一七、「神道大系」神社編四八、「図録太宰府天満宮」

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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