天然皮革(読み)テンネンヒカク

化学辞典 第2版 「天然皮革」の解説

天然皮革
テンネンヒカク
natural leather

動物体の外層を形成する組織である皮をなめしたもの.動物の種類,部分によって組織の粗密があり,したがって外観,機械的性質が異なる.動物の外層は表皮真皮,皮下結合組織の順からなるが,はく皮したのちになめしを行って腐敗,水による過度の膨潤,乾燥時の板状硬化を防ぎ,耐熱性を増して実用上の性質を改善する.なめし剤によって,タンニンなめしクロムなめし,ホルマリンなめし,樹脂なめし,これらを併用する混合なめしなどがある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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