天王川原村(読み)てんのうがわらむら

日本歴史地名大系 「天王川原村」の解説

天王川原村
てんのうがわらむら

[現在地名]市原市青柳あおやぎなど

青柳村に隣接する。古くは白塚しらつか村の一部であったという。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一一七石。正保国絵図でも同高で、元禄郷帳では天王河原村とある。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高一一七石余で家数一四、幕府領と旗本林・稲富・揖斐領。林分は同氏が文政八年(一八二五)大名となったことに伴い貝淵藩(のち請西藩)領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android