太きょ集(読み)たいきょしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「太きょ集」の意味・わかりやすい解説

太きょ集
たいきょしゅう

島木赤彦歌集。 1924年刊。 20年から 24年までの晩年作品を集めたもので,きびしさよりも自在な寂寥相,悠遠相に遊ぶといった境地に達し,素朴古淡な万葉風のうたいくちを示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む