太夫町(読み)たゆうまち

日本歴史地名大系 「太夫町」の解説

太夫町
たゆうまち

船大工ふなだいく町の南にある長崎そと町の一ヵ町。寛永長崎港図に「太夫町」と記される。町名遊女屋が置かれていたことに由来し、寛永一四年(一六三七)頃は三軒あったとされ、これにちなんで三軒屋と称されたという。同一九年(同一六年とも)触れにより丸山まるやまに集められ、隣接地に寄合よりあい町が移転してきて整備され、当地丸山町と改めたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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