太寺廃寺(読み)たいでらはいじ

日本歴史地名大系 「太寺廃寺」の解説

太寺廃寺
たいでらはいじ

[現在地名]明石市太寺二丁目

明石川と朝霧あさぎり川によって形成された中位段丘先端部、標高二〇メートルの傾斜地に立地する白鳳時代末に創建された寺院跡。現在は天台宗の太寺山高家こうけ寺があり、昭和六三年(一九八八)同寺周辺の小規模な確認調査が実施されたが、明確な資料は得られていない。同寺境内の南東隅に一辺約一一メートルの塔跡基壇があり、円形造り出しの柱座をもつ礎石三基が残っているが、心礎は庫裏の庭に移されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む