明石市(読み)あかし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

明石〔市〕
あかし

兵庫県南部,神戸市の西隣にある市。播磨灘に沿って東西に細長い市域を占める。1919年市制。1942年林崎村,1951年大久保町,二見町の 2町と魚住村を編入。中心市街地は明石海峡を隔てて淡路島を望む地にあり,西国街道と四国街道の分岐点にあたる交通の要地で,古く宿駅が設けられた。元和3(1617)年以降小笠原氏,松平氏など 8万石の城下町となり,旧城址の石垣,堀,東西の両隅櫓(国指定重要文化財)がその名残りをとどめている。1960年代前半以降は西明石台地の国道2号線付近から海岸にかけて,さらに 1970年代前半以降は二見地区の東西 2km,南北 1kmにわたる埋立て地に製鋼などの工場建設が相次ぎ,工業化が急激に進んだ。山手の台地には大規模な住宅団地がある。西明石の八木海岸は明石原人,マンモス化石の発見地。柿本神社(人丸神社)の境内には日本標準時,東経 135°の子午線通過の標識柱のある明石市立天文科学館がある。南部を山陽新幹線,JR山陽本線,山陽電気鉄道,北部を第二神明道路が通る。面積 49.42km2。人口 29万3409(2015)。

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