太平島

共同通信ニュース用語解説 「太平島」の解説

太平島

台湾政府によると、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島最大の島で、面積0・51平方キロ、全長約1300メートル。イトゥアバ島とも呼ばれる。第2次大戦中は旧日本軍が潜水艦基地を置き、戦後中華民国」が実効支配し現在に至る。行政区は台湾南部の高雄市に属し海岸巡防署(海上保安庁)が常駐。中国、ベトナムフィリピン領有権を主張している。2007年に全長約1150メートルの軍用滑走路、昨年12月に埠頭ふとう灯台がそれぞれ新設された。(太平島共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android