太衝(読み)タイショウ

精選版 日本国語大辞典 「太衝」の意味・読み・例文・類語

たい‐しょう【太衝】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽家で、九月をつかさどるとされる神。また転じて、九月の意。
    1. [初出の実例]「太衝の太の字、点うつ、うたずといふ事、陰陽の友がら、相論の事ありけり」(出典:徒然草(1331頃)一六三)
    2. [その他の文献]〔夢渓筆談‐象数一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android